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2025年05月30日
かつら?地毛結い?今時の選び方
和装の花嫁姿といえば、「白無垢に綿帽子」「色打掛に角隠し」など、日本の美しい伝統美を思わせるスタイルが印象的ですね。
でも、そんな中で
「かつらって古くさくない?」
「自分には似合わないかも…」
というご不安の声も、実はよくお聞きします。
そこで今回は、「かつら」と「地毛結い」についての素朴な疑問から、今どきの選び方を、和装花嫁のプロ目線でわかりやすくお伝えいたします。
■ よくあるご質問にお答えします
Q. かつらって重くないですか?
→ 現在主流の花嫁かつらは、昔に比べてとても軽量化されています。重さはなんと500グラム、ペットボトル1本分だとイメージし易いでしょうか?地金も頭にフィットするよう細かく調整でき、負担感もかなり軽減されています。
Q. 地毛とどっちが良い?
→ どちらにも良さがありますが、「一日中きれいなシルエットを保ちたい」「式までに髪を伸ばすのが難しい」方には、かつらがおすすめです。髪質や長さに関係なく、理想の髪型が実現します。
Q. 自分に似合うか不安です…
→ 顔の形や身長、衣裳とのバランスを見ながら、サイズや前髪のラインも微調整できます。実際にかぶってみると、「意外としっくり来た!」という方も多いんです。
■ 実は、今どきの「かつら」はここが違う!
・髪色も自然で、ウィッグ感がない
・地毛では難しい、立体的なシルエットが可能
・綿帽子や角隠しとの相性も抜群
・写真映えが良く、後ろ姿も美しい
かつらを使うことで、格式のある和の装いを、どの角度から見ても美しく完成させることができます。
■ 地毛結いとかつらの比較
【かつら】
・早めにお支度が可能。
・髪の長さに影響することなく、どなたでもお付けする事が出来る。
・一日中安定した美しさを保つ事が出来る。
・伝統的な花嫁姿を表現する事がさらに特別感を演出する事が出来る。
【地毛結い】
・お支度時間が通常より長めにかかる場合がある。
・一定の髪の長さが必要。
・自然な印象を表現する事が出来る。髪の質により仕上がりに差が出る場合がある。
■ 実際のお客様のお声より
> 「かつらに不安がありましたが、試着してみたら“こんなにきれいに見えるんだ”と驚きました。プロの方が合わせてくださる安心感もあり、和装にしてよかったです。」
写真を見たご家族やご友人からも「本当に綺麗だったね」と褒められた、との嬉しいエピソードも。
■ 最後に:迷ったら、プロに相談を
和装の髪型は、衣裳とのバランスやお顔立ち、体型によってもベストな形が異なります。京鐘銀座店では、和装に特化した経験豊富なスタッフが、おひとりおひとりに合わせて丁寧にご提案いたします。
かつらか、地毛結いか。
どちらを選んでも大丈夫。
あなたらしく、美しい和の花嫁姿を叶えるお手伝いをいたします。