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スタッフブログ

2026年05月25日

京都に初夏を告げる京都三大祭「葵祭」|平安絵巻が彩る千年の伝統文化

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京都の初夏を代表する伝統行事として知られる「葵祭(あおいまつり)」。
京都三大祭のひとつに数えられ、毎年5月15日に開催される格式高い祭礼です。

京都三大祭とは、春の「葵祭」、夏の「祇園祭」、秋の「時代祭」を指し、
いずれも平安時代から続く歴史ある祭りとして国内外から多くの注目を集めています。
四季折々の美しさと、日本文化の奥深さを感じられる京都を代表する伝統行事です。

今回は、京都に初夏の訪れを告げる「葵祭」をご紹介いたします。

【京都最古級の祭礼「葵祭(賀茂祭)」とは】
葵祭は正式には「賀茂祭(かもまつり)」と呼ばれ、
下鴨神社と上賀茂神社の例祭として古くから受け継がれてきました。
その起源は6世紀にまで遡るとされ、日本最古級の祭礼のひとつとして知られています。
五穀豊穣や厄除けを祈願する神事として始まり、
現在では京都の初夏を彩る風物詩として、多くの観光客や文化愛好家を魅了しています。

【平安絵巻を再現する「路頭の儀」】
葵祭最大の見どころが、平安時代の王朝行列を再現した「路頭の儀」です。
約500人もの参列者が、雅やかな平安装束をまとい、
京都御所から下鴨神社、上賀茂神社へと向かいます。
牛車や馬、風流傘が連なる姿は、まるで平安絵巻の世界そのもの。
京都の街並みに千年前の雅がよみがえります。

行列の中心となるのが「斎王代(さいおうだい)」。
十二単をまとい、「腰輿(およよ)」と呼ばれる輿に乗り、神事に奉仕します。
これは、平安時代に天皇に代わって賀茂神社に仕えた皇女「斎王」の役目を、
現代へ受け継ぐ大切な存在です。

【二葉葵が彩る神聖な装束文化】
行列の衣裳や牛車には、神聖な植物である「二葉葵」が飾られています。
これが「葵祭」という名前の由来にもなっています。
また、参列者は全員、桂の小枝と二葉葵を絡ませた特別な被り物を身につけ、
祭りの厳かな格式と神聖さを今に伝えています。
自然への敬意や、日本古来の美意識を感じられるのも、葵祭ならではの魅力です。

【初夏の京都を感じる京菓子「葵菓子・二葉葵まんじゅう」】
直会でいただいたのは、 祭りの季節を彩る京菓子として親しまれている
「葵菓子・二葉葵まんじゅう」。
二葉葵を模した上品な和菓子で、初夏の京都を感じさせる味覚ひとつです。
京都の伝統文化は、祭礼だけでなく和菓子文化にも息づいています。

【葵祭絵図 西陣織佐賀錦 京鐘謹製】
葵祭の優雅な王朝行列を、
御所車や公家の姫君たち、そして春爛漫の風景とともに描写し、
西陣織佐賀錦として織り上げました。
いにしえの雅な文化を身にまとい、
春に嫁ぐ花嫁様を祝福するために創作した特別な逸品です。
京都の伝統工芸と日本美の世界観が凝縮された、
唯一無二の婚礼衣裳となっております。

千年以上の時を超えて受け継がれる葵祭は、
単なる祭礼ではなく、
京都の歴史、工芸、和菓子、装束文化が融合した
“生きた王朝文化”ともいえる存在です。

新緑に包まれた京都で繰り広げられる優雅な平安絵巻は、
今もなお多くの人々を魅了し続けています。

京鐘では、このような四季折々の意匠を取り入れた作品や、
現在では制作が困難となった高度な技法を用いた打掛など、
貴重なお衣裳を多数取り揃えております。

京都店・銀座店ともにお取り寄せも可能でございますので、
ぜひ一度ご来店くださいませ。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。