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スタッフブログ

2026年07月24日

【銀座店】白無垢のご紹介 344:絽刺し花菱鶴

こんにちは
本日は、**絽刺し(ろざし)**という、日本の伝統的な刺繍(ししゅう)が白無垢全体に入ったお衣裳をご紹介。

一言でいうと、「メッシュ状の特別な絹織物に、色鮮やかな絹糸をタテ方向に刺していく、日本版のクロスステッチ(キャンバスワーク)」のようなものです。光沢のある絹糸を隙間なくグラデーション状に刺しているため、光が当たると上品で贅沢な輝きを放ちます。

1. 「絽(ろ)」という隙間のある生地を使う
ベースとなる布には、着物の夏の生地としても使われる「絽(ろ)」という織物を使います。この布は、糸と糸の間に定期的な細かい隙間(穴)が空いていて、レースやメッシュのようになっているのが特徴です。

2. 縦方向に「まっすぐ」刺していく
普通の刺繍は自由な方向に針を動かしますが、絽刺しは「布の隙間に合わせて、下から上へタテにまっすぐ針を通す」のが基本です。
ルールに従って規則正しく刺していくため、一般的な刺繍よりも針の進め方がシンプルで迷いにくいという特徴があります。

3. まるで「ドット絵」のような幾何学的な美しさ
隙間に沿って規則正しく刺していくため、完成した作品はどこか「ドット絵」や「モザイク画」のような、カチッとした幾何学的な美しさが生まれます。
現代では、着物の帯やバッグだけでなく、ブローチやヘアゴム、パスケースといった身近なアクセサリーにもアレンジされていて、その独特の手触りとレトロモダンな可愛さが再注目されています。絽刺しの独特な幾何学模様やグラデーションは本当に美しいですよね。

可憐で上品な「春の息吹」を感じるスタイル
1. 絶妙なアクセントカラー(ピンク×黄緑)
懐剣・筥迫: 上品な桜の刺繍が施されており、胸元に柔らかな華やかさをプラスしています。

伊達衿・帯揚げの黄緑: ピンクだけでまとめると甘くなりすぎるところを、すっきりとした黄緑色のラインが入ることで、全体がピリッと引き締まり、爽やかで知的な印象をプラスしています。

2. 立体感のある贅沢な半衿

胸元の刺繍半衿には、白地にたっぷりと豪華な花の刺繍が施されています。お顔の一番近くにデザイン性の高い刺繍がくることで、写真映え(お顔周りの華やかさ)が抜群に良くなります。

3. 白無垢自体の美しい質感

白無垢の生地全体に、鶴や草花の美しい織り模様が施されており、光の当たり方で様々な表情を見せてくれます。

優しく、可愛らしい雰囲気に仕上げたい方には淡いピンクコーディネートはいかがでしょうか

真っ白な世界に、淡いピンクと爽やかな黄緑(和色でいう「若草色」や「萌黄色」のような色味)が添えられていて、まるで「雪解けから顔をのぞかせる春の花」のような優しく瑞々しい印象を受けます。伝統的な重厚感がありながらも、決して重くなりすぎず、花嫁さんのピュアな可愛らしさを最大限に引き出してくれるコーディネートです。

伝統は重んじつつも、自分らしい個性を少しプラスしたい方、春婚の花嫁さん、緑豊かな日本庭園や、モダンな神殿での挙式・前撮り
白無垢の「白」を活かしつつ、計算された色使いを楽しんだ、自信を持っておすすめできるコーディネートです!

こちらのお衣裳は東京銀座店でご試着可能です。
京都本店でのご試着ご希望の際にはお取り寄せ便でご用意いたしますのでご来店予定の10日前までにスタッフへ一言お伝えくださいませ